岩手盛岡観光スポット紹介(遠野編)
今現在、第二回文学フリマ岩手は出店者を追加募集しているところではありますが、既に申込みを終え、出店を予定されている方も、来場を予定されている方も多いかと思います。
昨年は、そんな方向けに、岩手グルメ案内をツイートやブログで発信させていただきました。詳細は ⇒ こちら (別窓で開きます)
同じことを発信してもしょうがない、ということで、今年はちょっとした観光案内を早めにまとめてみようと思います。面白そうな観光スポットや、岩手の文学に関するスポットなどを2,3回に分けて紹介する予定です。
すでに旅程表を組んだ方もいるかもしれませんが、これから組むという方に少しでも興味を持っていただければ幸いです。
というわけで、今回おすすめする地域は「遠野」!
文学フリマ開催地の盛岡からは、新幹線を使っても乗り換え込みで約1時間、少々離れた場所にありますが、柳田國男の遠野物語に代表されるように、民俗学や妖怪ものに興味がある方には知らない人がいないほどの有名な場所となっています。
カッパ淵や山崎のコンセイサマなど、有名な見どころはいくつもあります。
しかし!
そんなのネットで調べればいいじゃない!(ぇ)
ということで、ここは中の人おススメのモノ、場所をご紹介させていただきます。
多くの方は電車で遠野に向かうかと思います。
遠野駅に着いたら、まず駅に隣接する土産物屋に入ります。
そして土産には目もくれずレジ付近に直進してください。
そうすると近くにあるはずです。そう、カッパ捕獲許可証が!
期間は一年間有効で、毎年4月に更新されますので、6月には新しい年度の許可証が発行されていると思います。
裏面には、捕獲に際する7つの注意事項が。
カッパは生け捕りにして傷をつけないこと。そして皿の中の水をこぼさないように捕まえろと書いてあります。……無理じゃね?
新鮮な野菜で捕まえろ、とも書いてありますね。やはりキュウリなのでしょうか。
これほど遠野に行ってきた感があるものも少ないと思います。まあ、今はネット通販で売られているみたいですがぜひ一枚いかがでしょうか。
駅隣の土産物店以外でもあちこちで売られているかと思いますので、遠野に行かれる方にはおすすめです。
なんだよ、それだけかよ、とお思いの方もいらっしゃるかと思います。
そんな方にはこちら。遠野の五百羅漢。
遠野駅から3kmほど離れた場所にありますが、こちらは江戸時代の大飢饉でなくなった死者を弔うために、和尚が生涯を通じて石に羅漢像を刻んだというものになっています。
ここがなぜおススメか。それには、北森鴻氏の著作「即身仏 蓮杖那智フィールドファイルⅡ」の中の「秘供養」という短編の舞台がこの五百羅漢だからです。ミーハーですみません。
この作品の中では、この五百羅漢に隠された謎とその回答が記されております。なぜ羅漢なのか、なぜ花崗岩なのか、なぜ山中なのか……
一読してからこの地を訪れると、また違った見え方がしてくるかもしれません。
山中であり、天候によっては行かない方が良い場所ではありますが、ミステリ好き、そして歴史好きな方には、この場所も、前述の小説も大変おすすめです。
遠野も広く、駅からの移動も大変、というところもありますが、土日には有名な観光地を巡るバスが巡航していたり、また自分で好きなように動きたい、という方にはレンタルサイクルという手もあります。車がなくとも、観光の自由度は高い場所かなと思っております。
というわけで、あくまで中の人の趣味でご紹介をさせていただきました。的外れだったらごめんなさい。
次回は石川啄木関連のスポット紹介などを予定しておりますが、もしこんなの教えてくれというご希望がもしありましたらお伝えください。
それでは! (熊谷)
印刷所とのタイアップについて
こんばんは、岩手事務局の熊谷です。
ただいま出店者募集の真っ最中ですが、そんな中、東北地方の同人誌印刷を請け負っている印刷所さんにタイアップしていただけることとなりましたので皆様にご連絡します。
中長印刷さん こちら (別窓で開きます開きます)
こちらのホームページの「支援イベント一覧」を見ていただくと、文学フリマ岩手の文字が……! 本当にありがとうございます。
こちらの印刷所さんを利用すると、文学フリマ岩手向けの案件については以下の特典が付いてきます。
・印刷料金10%OFF or オプション料金30%OFF
・表紙イラストをA3ポスターにしてプレゼント
中長印刷さんは私も以前、文学フリマ東京に参加する際に利用させていただいたことがあります。初めて同人誌を作るということで全然手順もわからない状況で利用させていただきましたが、電話で丁寧に教えていただいた覚えがあります。その節はお世話になりました。
これから印刷所を探すという方は一度、こちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
まだ第二回文学フリマ岩手に申し込みもしていないという貴方。申し込みは迷うことはありません。ぜひポチっとな。
皆様のご参加お待ちしております! (熊谷)
第二回文学フリマ岩手は出店者を募集しています
ご無沙汰しております。
文学フリマ岩手事務局の小田原です。
最近の盛岡は雪が舞ったり吹雪いたり、いよいよ冬将軍の攻勢が熾烈を極めてまいりました。
皆さんは体調など崩されず、インフルエンザなどに罹ることなくお元気でいらっしゃいますか?
そうそう、日も変わってしまいましたが昨日は関西圏で二会場め、古都京都で初の文学フリマ開催でしたね。
足をお運びになった皆さん、いかがでしたか?
あなたの「欲しい一冊」に、出会うことはできましたか?
文学フリマは皆さんに望まれて企画されて、
皆さんのご協力あってこそ開催できる、私は常々そう感じております。
さあさ、前置きも長くなってしまいますので、そろそろ本題に……
第二回文学フリマ岩手は、
本日より出店者の募集を開始しております。
◆申込期間
本日 ~ 3月6日(月)23:59まで
◆申込方法
申し込みは「文学フリマWebカタログ+エントリー」(https://c.bunfree.net/)より受け付けています。
ユーザー登録を終えた後、画面の指示にしたがってお申し込みください。
申し込みを終えると、登録したメールアドレスに
「【第二回文学フリマ岩手】申込を受け付けました」というメールが届きます。
メールが届かない場合、申し込みが正常に完了していない場合があります。
最後までご確認をお願いいたします。
郵送でのお申し込みを希望される方は、
文学フリマ公式サイトお問い合わせフォーム(https://c.bunfree.net/inquiry)
またはE-mail(iwate@bunfree.net)よりご連絡ください。
◆出店までの流れ(概要)
~3月6日 出店のお申し込み受付期間
3月13日 抽選実施(お申し込み数が上限を超えた場合のみ)
3月13日~ 出店料お支払い期間(郵便振替・銀行振込等)
4月中旬 ブース番号、配置発表
5月上旬 出店者証と出店案内の発送
6月10日 チャグチャグ馬コ
6月11日 第二回文学フリマ岩手当日!
◆出店概要
募集ブース数
100ブース(予定)
※100ブースを超えた場合は会場キャパシティの許す限り調整を行います。
止むない場合にのみ抽選を行い、当落通知をメールにてお送りいたします。
出店料
4,000円(1ブース)
※1ブース 長机半分(幅90cm、奥行45cm)、椅子1脚、入場証3枚
お申し込み1件につき、2ブースまでお申し込みが可能となります。
※追加で椅子が必要な場合は、1脚500円で申込可能。(1ブース上限2脚まで)
その他
お申し込みの前に、文学フリマ出店要項_共通(http://bunfree.net/?youkou)
および出店要項_岩手(http://bunfree.net/?youkou_iwate)をご確認ください。
今回も前回に引き続き、皆さんの出店をお待ちしております。
第二回文学フリマ岩手 チラシ配布・ポスター掲示開始のおしらせ
明けましておめでとうございます。
文学フリマ岩手事務局の昆野です。
本年も文学フリマ岩手事務局を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
事務局一同、皆さまが「楽しい」文学フリマをお届けできるよう、尽力してまいります。
さて、第二回文学フリマ岩手のチラシ・ポスターが無事に仕上がってまいりました。
こちらは現在、各施設に向けての発送準備をしております。
今回は主に以下地域の書店、図書館などの文化施設での配布を予定しております。
岩手県:盛岡市、北上市
宮城県:仙台市、気仙沼市
そこで、皆さまにご提案があります。
あなたの働く施設、所属する団体、ご友人、行きつけのお店など、
文学フリマ岩手の広報活動にご協力をいただける方を募集しております。
ご協力いただける方、興味のある方は、文学フリマ公式サイト内お問い合わせフォーム(https://c.bunfree.net/inquiry)からお気軽にお問い合わせください。
「所属長の許可を得るための見本が欲しい」といった方は、以下よりダウンロード、印刷してご利用ください。または同様にお問い合わせをいただければ、少部数をお送りすることも可能です。
ぜひ、一緒に文学フリマ岩手を盛り上げていきましょう!
プリント用PDFは以下URLです。
http://dp27042628.lolipop.jp/bunhuri/chirashi.pdf
また、今月23日より、第二回文学フリマ岩手の出店者申込が開始されます。
お申込は、文学フリマ公式サイト(https://c.bunfree.net/)より受け付けております。
郵送でのお申し込みをご希望の方は上記お問い合わせフォームよりご連絡をいただければ、折り返し申込書をお送りいたしますので、お気軽にご連絡ください。
今回も多くの方のご出店・ご来場をお待ちしております。
(昆野)
文学フリマ岩手は、一緒に楽しんでくれるスタッフを募集しております
ハテサテ第一回文学フリマ岩手も無事に終わり、ようやっと一息つけると思ったところで見た衝撃的な一文。
第二回文学フリマ岩手まで 252日23時間21分34秒
そうです、モウ一年も残されていないどころか、8ヵ月と少々ばかりしか時間は残されていないのです。
第一回は非常に多くの方のご協力をいただき、ヨウヤット開催することができましたが、ヒシヒシと感じるマンパワー不足。
他事務局の協力もあってこそ贈ることのできた開催ですが、もう少し余裕のある時間をスタッフにも過ごしてもらいたい。
前置きが長くなってしまいましたが、そんなわけで、
文学フリマ岩手事務局は、文学フリマ岩手を一緒に楽しんで、一緒に盛り上げてくれる方を募集しております。
(……ナアニ、そんな難しいことは一つもありやしませんよ。
ただ一緒に額を突き合わせて、ヤレどうすれば出店者が楽しいか、
ヤレどうすれば来場者が「行きたい」と思えるか、
ヤレどうすればスタッフもみんなが楽しい『文学フリマ岩手』を創りあげることができるか、
ヤレどうすれば『文学フリマ岩手』の名を全国各地に広めることができるのか、
そんな小難しいことを考えしいしい、お茶でも飲んでいただくだけの簡単なお仕事です。)
といった冗談はさておいて、まずは興味がございましたら各地の文学フリマを行脚している岩手代表をトっ捕まえてお話を引き出すか、
文学フリマ公式サイト内お問い合わせフォーム(https://c.bunfree.net/inquiry)よりご連絡ください。
また、同時に、イラストを描いてくださる方や、DTP等の編集作業にご協力いただける方も募集しております。
こちらもお気軽にお問い合わせいただけたなら、代表が諸手を挙げて喜びます。
どうぞ、どうぞよろしくお願いいたします。
(小田原)
文学フリマ岩手お疲れ様でした&いただいた募金の送金について(ご報告)
9月4日に開催いたしました第1回文学フリマ岩手においては、約400名の方のご来場をいただきました。出店された皆様、ご来場いただいた皆様に御礼申し上げます。
事務局としても至らない点は多々ありましたが、無事第1回を執り行うことができましたのもひとえに皆様のご協力があってこそと感謝しております。
さて、そんな文学フリマの会場の片隅で、台風10号による被災地への義援金を募集していたことに気づかれた方もいらっしゃるかと思います。
事務局の一員である中の人が以前岩泉町に住んでいたことから、代表や他の事務局員にお願いをして設置させていただいたものです。
急ごしらえであることが丸わかりの設置であり、またメインはあくまでも文学フリマというスタンスから、特にアナウンスをすることもありませんでした。
設置をしておいてあれですが、少しでも気づいて入れてくれる人がいればうれしい、そのくらいの気持ちでした。しかし、文学フリマ終了後、片づけるために募金箱を持ってみると……重い……!
常に募金箱の傍に立っていたわけではないので、どのくらいの人が入れてくれたのかはわかりません。本来ならば、募金をしてくださった全員にありがとうございますと頭を下げるべきであったと思いますが、実際はほとんどの方に御礼もできませんでした。
全ての方がここを見てくださるとは思いませんが、書かせてください。
皆様、本当にありがとうございます!
そして本日、もっとも被害を受けた岩泉町の義援金口座に全額送金してまいりました。
(白消しにしたところは中の人の住所や電話番号です)
岩泉町では、この口座に集まった義援金は全て被災者に直接分配するとしております。その後使途についての報告がありましたら、再びここかツイッターにて報告させていただきます。
繰り返しにはなりますが、ご支援いただきました皆様、本当にありがとうございました!
(熊谷)
第1回文学フリマ岩手開催記念アンソロジー「イーハトーヴの夢列車」、発売します!
第1回文学フリマ岩手を記念して作成されました記念アンソロジー「イーハトーヴの夢列車」、中の人も本日ようやく実物を確認してまいりました!
16篇もの、岩手にまつわる小説、詩、評論をまとめたこのアンソロジーは、まさに岩手の文学を集めたものとなっております。
栄華を極めたとされる奥州藤原氏の時代を舞台とした小説や、遠野物語に代表される妖怪を主軸に置いた物語など、物語の幅は広く、きっと貴方の心の琴線に響く作品に出合えると確信しております!
そんな「イーハトーヴの夢列車」は、B5版258ページで価格は700円、販売は文学フリマ岩手会場の事務局販売ブースにて行います。みなさま、ぜひお手にとって見てください!
それでは明日、産業会館(サンビル)7階大ホールでお待ちしております!
(熊谷)