文学フリマ岩手事務局通信

第三回文学フリマ岩手 2018年6月17日 岩手県産業会館(サンビル)にて開催予定!

岩手盛岡観光スポット紹介(遠野編)

 今現在、第二回文学フリマ岩手は出店者を追加募集しているところではありますが、既に申込みを終え、出店を予定されている方も、来場を予定されている方も多いかと思います。
 昨年は、そんな方向けに、岩手グルメ案内をツイートやブログで発信させていただきました。詳細は ⇒ こちら (別窓で開きます)

 同じことを発信してもしょうがない、ということで、今年はちょっとした観光案内を早めにまとめてみようと思います。面白そうな観光スポットや、岩手の文学に関するスポットなどを2,3回に分けて紹介する予定です。
 すでに旅程表を組んだ方もいるかもしれませんが、これから組むという方に少しでも興味を持っていただければ幸いです。

 というわけで、今回おすすめする地域は「遠野」!
 文学フリマ開催地の盛岡からは、新幹線を使っても乗り換え込みで約1時間、少々離れた場所にありますが、柳田國男遠野物語に代表されるように、民俗学や妖怪ものに興味がある方には知らない人がいないほどの有名な場所となっています。

 カッパ淵や山崎のコンセイサマなど、有名な見どころはいくつもあります。
 しかし!
 そんなのネットで調べればいいじゃない!(ぇ)
 ということで、ここは中の人おススメのモノ、場所をご紹介させていただきます。

 多くの方は電車で遠野に向かうかと思います。
 遠野駅に着いたら、まず駅に隣接する土産物屋に入ります。
 そして土産には目もくれずレジ付近に直進してください。
 そうすると近くにあるはずです。そう、カッパ捕獲許可証が!

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 期間は一年間有効で、毎年4月に更新されますので、6月には新しい年度の許可証が発行されていると思います。
 裏面には、捕獲に際する7つの注意事項が。
 カッパは生け捕りにして傷をつけないこと。そして皿の中の水をこぼさないように捕まえろと書いてあります。……無理じゃね?
 新鮮な野菜で捕まえろ、とも書いてありますね。やはりキュウリなのでしょうか。
 これほど遠野に行ってきた感があるものも少ないと思います。まあ、今はネット通販で売られているみたいですがぜひ一枚いかがでしょうか。
 駅隣の土産物店以外でもあちこちで売られているかと思いますので、遠野に行かれる方にはおすすめです。

 なんだよ、それだけかよ、とお思いの方もいらっしゃるかと思います。
 そんな方にはこちら。遠野の五百羅漢。
 遠野駅から3kmほど離れた場所にありますが、こちらは江戸時代の大飢饉でなくなった死者を弔うために、和尚が生涯を通じて石に羅漢像を刻んだというものになっています。
 ここがなぜおススメか。それには、北森鴻氏の著作「即身仏 蓮杖那智フィールドファイルⅡ」の中の「秘供養」という短編の舞台がこの五百羅漢だからです。ミーハーですみません。
 この作品の中では、この五百羅漢に隠された謎とその回答が記されております。なぜ羅漢なのか、なぜ花崗岩なのか、なぜ山中なのか……
 一読してからこの地を訪れると、また違った見え方がしてくるかもしれません。
 山中であり、天候によっては行かない方が良い場所ではありますが、ミステリ好き、そして歴史好きな方には、この場所も、前述の小説も大変おすすめです。

 遠野も広く、駅からの移動も大変、というところもありますが、土日には有名な観光地を巡るバスが巡航していたり、また自分で好きなように動きたい、という方にはレンタルサイクルという手もあります。車がなくとも、観光の自由度は高い場所かなと思っております。

 というわけで、あくまで中の人の趣味でご紹介をさせていただきました。的外れだったらごめんなさい。
 次回は石川啄木関連のスポット紹介などを予定しておりますが、もしこんなの教えてくれというご希望がもしありましたらお伝えください。

 それでは! (熊谷)