特別企画展のお知らせ&協力者募集のお知らせ!
ご注意!
2017年5月9日 内容一部修正、募集要項の追記を行い再投稿
2017年5月15日 内容一部修正 募集要項への追記を行い再々投稿
皆様再度のご確認、よろしくお願いいたします!
2017.5.15真雉屋
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
みなさまこんばんは!
ときどき出現、しょっちゅう消える 真雉屋です。
Twitterでは予告をいたしました
「第二回文学フリマ岩手 特別企画展」のお知らせでございます。
先ごろTwitter上で盛り上がり、ローカルニュースから全国ニュースでも話題となった
「#東北でよかった」投稿
この動きをどうにかカタチにして残したい…
そこで! おいでよ東北アカウント様方にもご協力いただき、
「おいでよ東北with東北でよかった写真展」を行います!
そして開催に伴い、「東北の写真」を提供してくださる協力者様を募集いたします。
応募に当たっては、下記をご確認ください↓↓↓
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「#東北でよかった」
波紋を広げた言葉の意味を見事に塗り替えた ハッシュタグの魔法
この感動をどうにかカタチに残したいと思い、「写真展」を行います。
*この写真展は第二回文学フリマ岩手の一角で行われる「無料展示企画」です。
みなさんのカメラ、PC、スマホに眠っている美しい「東北の写真」を送ってください。
Twitter上で起こった温かな動きカタチとして残し、来場者と共有するための展示です。写真の優劣を競う企画ではありません。ご承知おきください。
以下応募条件と注意点です。
応募いただいた時点で、以下のすべてに同意いただいたものと判断いたします
①ご自身で撮影した「東北の写真」であること
②L判または2Ⅼ判でプリントした写真であること、また、枚数制限はありません
*データでの応募には対応しません。
プリントした写真ということで、応募者ご本人の負担少ない範囲で枚数をご検討ください。
③人物の写りこみがある場合には、必ず撮影者本人が被写体となった方に応募の許諾を得ていること
*ご提供いただいた写真に関してのトラブルには、事務局は一切関知いたしません
④裏面には撮影者の氏名(本名でも筆名でもTwitterアカウント名でもかまいません)と撮影場所(例:○○県○○市○○公園にて)を明記すること。
*展示の際、県別に分けます
⑤写真に文章をつけたい!という方、大歓迎です。
だって文フリですから。
200字以内で被写体の説明、写真からインスピレーションを受けた詩、短歌などなどご自由に!
ただし「写真に直接」または「写真と同サイズの白い用紙に」書いてください(印字でも可)展示する際に事務局員が「どの写真のための文章か」わかるようにお願いいたします。
⑥企画に賛同し、写真を無償提供してくださること
*いただいたお写真は文学フリマ岩手事務局での企画及び、岩手事務局が認めたイベントでの展示以外には一切使用いたしません。今回の写真展以降、写真を使用するということがあれば必ずブログにて告知いたします。また、いただいた写真は返却しませんので、ご承知おきください。
⑦「事務局判断」で「展示不可」とする場合もございます
せっかく皆様から頂戴する「善意の写真」、可能な限り展示させていただきたいと考えております。ですが、様々な事由や状況を鑑み、事務局として判断した写真については大変恐縮ですが「展示不可」とさせていただく場合がございます。ご承知おきください。
⑧送付先:〒020-0045
県民活動交流センター受付 レターケース11
文学フリマ岩手事務局宛
⑨締切 平成29年 5月20日(土)当日消印有効
⑩その他
・写真を提供くださった方々のお名前は、一覧にして掲示させていただきます。
・掲示するお名前は「写真裏に記入しているお名前」を使用します。本名の掲示を避けたい方は、Twitterアカウント名など支障のないお名前を写真裏に記入してください
・展示そのものでは「どの写真が誰が撮影したものか」は判別が困難な状態となりますが、例えばTwitterやブログなどで「この写真を提供したよ!」と公表することは自由です。
・ご不明な点等ございましたら、文学フリマ岩手事務局までご連絡ください。
お問い合わせフォーム(https://c.bunfree.net/inquiry)
善意でひろがったこの#東北でよかった を一緒に形に残しましょう!
皆様からのご応募、お待ちしております!!
岩手盛岡観光スポット案内(チャグチャグ馬コ編)
こんばんは、事務局の熊谷です。
ブースも発表となり、着々と開催が近づいてきております。私たち事務局も明日、集まって打ち合わせを行う予定です。
力を合わせて、開催当日が楽しい一日となるよう頑張ります!
さて今回は、前々からお話しておりました、第二回文学フリマ岩手開催前日に行われる、チャグチャグ馬コのご紹介です。
<チャグチャグ馬コ>
第二回文学フリマ岩手開催前日に行われます、年に一度のお祭りです。
岩手は、古くは奈良時代から馬産地として名を馳せており、岩手の農民にとって馬は重要な労力であり、家族でした。これは、南部曲り家という馬屋と母屋がつながった独特の家作りからも見て取れます。
農作業の機械などない時代、馬は人よりも力持ちのため、田んぼの作業によく駆り出されました。
田植えが終わる頃には、人も馬もヘトヘトに。しかし、無事作業を終えたことを喜び、地元で祭られていた農耕神「蒼前様」に馬を連れてお参りしたことが、チャグチャグ馬コの始まりと言われています。
次第に蒼前様を馬とともに参拝する「蒼前詣」が浸透し始めると、他とは違ったことをしようとしてみる人が現れるのは世の常でしょうか。南部藩の参勤交代の際に使用していた馬の装束を譲り受け、馬に着せて連れてくる人が現れました。
きっとみんなから「おー、すごい」と驚かれ、驚いた側は「じゃあ私も」となったのでしょう。
次第に馬には煌びやかな衣装を着せ、オオカミ避けとして鳴り鈴を付け、やるなら皆でやろうと祭りに変化していったのだと思われます。
ちなみにこのオオカミ避けの鈴、静かで高いビルもなかった昔は、4km先にまで響いたそうで、その音は「日本の音風景100選」に選ばれています。
(余談ですが、岩手ではJR東北本線水沢駅のホームに吊るされた、南部鉄器の風鈴の音、そして大船渡市碁石海岸にある、波が洞窟に入って空気を圧縮して起こる「雷岩」の海鳴りの音が、日本の音風景100選に選ばれています。どちらも6月に聞くことができますよ!)
6月10日は、盛岡のお隣の滝沢市にある「鬼越蒼前神社」から約100頭もの馬がパレードを組み、盛岡駅前を通って盛岡八幡宮までの約13kmを行進します。
この間は道路も封鎖し、沿道には観客がずらりと並ぶという、車社会の岩手にしては珍しい光景が見られます。行進する距離が長いので、観客も分散してめちゃくちゃ混むという感じではありませんので、みたいと思えば見れるイベントです。
だいたい盛岡駅前の通過予定が12時頃!(昨年度実績、変更可能性あり)
その後、会場のある大通り近辺も通りますので、そちらで見てもいいかもしれませんね。
ちなみにチャグチャグ馬コの行列が通る前から、大通りではさんさ踊りパレードなどの踊りも披露される模様です。
前日盛岡に来る方は是非見てみては、そして鈴の音に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
実は何度か観たけど写真が残ってなくて文章だけになってしまいましてごめんなさい。写真を見たい方はこちらをどうぞ。
大通り(会場近辺)駐車場情報
こんにちは、事務局の熊谷です。
皆様の地方では桜は咲きましたでしょうか?
盛岡も先日石割桜が咲き始め、さあこれから暖かくなってと思いましたが、どうやら今日から当分雨続き。この雨で桜が散ることがないよう祈りたいものです。
さて、何回か続けておりました観光案内は一時休止して、車でご来場される方への駐車場情報です。
会場がある大通り商店街様よりご提供いただきました、大通り駐車場MAPになります!
会場は右側の方、サンビルになります。
もし車でご来場されて、長く置いておくのであれば、その近くにある「産業会館第3駐車場」が便利かと思います。土日でもビジネスプランで日中(7:30-20:30)最大800円で駐車ができます。ただ、立体駐車場ですので、荷物を頻繁に取りに行ったりはできませんし、入口の道路が一方通行ですので少々わかりづらいかもしれません。逆走はなさらないようお願いいたします。
ダイヤパークと書かれているところは平面駐車場ですので使い勝手は良いですが、場所によってはホテルと提携していますので、空いていない場合もあるかと思います(前日がチャグチャグ馬コというイベントがありますので)。
図の上の方にあります金田一駐車場というところが一番平面駐車場では広いのですが、こちらは完全時間制となっており、日中であれば最大いくら、という上限金額が設定されておりません。一般来場の方は良いかと思いますが、出店で長く駐車される方は避けた方がよいかもしれません。
もともと城下町なだけに、道幅が狭く一方通行も多い道ではありますが、駐車場は豊富にございますので、事故や違反(逆走)のないよう、気を付けてお越しください。
岩手(盛岡)観光スポット紹介(観光編)
こんにちは、事務局の熊谷です。
追加募集を終え、出店料振込期間も終わりました。これから皆様に送る案内状やカタログの作成などにとりかかっているところではありますが、観光案内をいくつか書いておきます。
その前に一つ、前回の記事の訂正となります。
「啄木であい道」の歌碑ですが、現在は啄木の歌碑が1基あるのみとなっているようです。私自身1基しか見つけていなかったのですが、他のサイト等で複数あると書いてあったことから、私が見落としたのだろうと思っておりました。
コメントいただきました方、ありがとうございます。
さて、本日ご紹介するのは本来の観光スポットでございます。
先日、Twitter上で、岩手に来る手段を伺ったところ、新幹線を使う方が多かったですが、一方で自家用車という方もそれなりにいらっしゃいました。
中には家族旅行も兼ねて、という方もいらっしゃいましたので、簡単にではありますが、個人的なおススメスポットをご紹介させていただければと思いました。
<龍泉洞>
盛岡市からは車で約2時間、バスも運行しているとはいえ、少々交通のハードルは高いところにありますが、もし時間が許すならば、ぜひ一度は行っていただきたい場所、それが龍泉洞になります。
龍泉洞は鍾乳洞で、長い時間を費やしてできあがった地形そのものが見どころなほか、各所に存在する地底湖の透明度に驚かされます。
昨年8月末の台風により大きな被害を受けた岩泉町に位置し、龍泉洞も施設が壊れ長らく営業を中止しておりましたが、今年3月、約半年ぶりに再開となりました。
http://www.iwate-ryusendo.jp/top.php
近年はLED照明を利用した光の演出も行っており、一種の幻想的な空間が楽しめます。
しいて言えば、洞内は気温が10度程度で一定となっておりますので、外が熱い日でも中は肌寒く感じられます。長袖とかを持って行った方が良いかもしれません。
なお、車で龍泉洞に行く方は、途中、道の駅「三田貝分校」に寄ってみてください。
こじんまりとした道の駅ですが、こちらで販売しているコロッケ(岩手短角牛入り)や、美味しいソフトクリームが絶品です。ぜひ一度お試しください。
岩泉乳業が作るヨーグルトも目玉商品だったのですが、こちらは昨年の台風被害でまだ販売が再開されておりません。もうしばしお待ちください。
<小岩井農場>
盛岡市内からは車で30分といったところでしょうか。
行ったことは無くても名前は知っている場所上位にランクインしそうなほど有名な場所、小岩井農場です。
観光地とはいえ、本来は牧場がメイン。隣接した牛舎にはたくさんの乳牛がいて、絞られた牛乳からは色々な乳製品が製造されています。
しかし、観光という意味ではメインは「楽しむ」。
観光客に開放された敷地内には、乗馬体験する場所あり、馬車鉄道に乗って遊覧したり、ジンギスカンを食べたりなどなど、自然の中で遊びを満喫できる空間となっております。
また、小岩井農場は宮沢賢治と意外にも縁が深い場所でもあります。
小岩井の 育牛長の 一人子と この一冬は 机ならぶる
なんて歌を詠んだりもしているんですね。まあ、観光園でその関係を知ることは難しいかもしれませんが……
ちなみに私は、農場前に建っている売店(入園料はかからない)でソフトクリームを食べるのが好きだったりします。
注意事項としては、羊に触れるけど手はあぶらっぽくなるから気をつけろ、です。
http://www.koiwai.co.jp/makiba/
<石割桜>
盛岡市内の裁判所の片隅にある、石割桜。
当然、文学フリマ岩手の開催時期にはすでに花は散ってしまっているのですが、それでもこれは一度見てみても良いかと思います。
文学フリマ会場から徒歩で約5分、今現在はつぼみの状態で、6月には完全な葉桜ではありますが、ちょっと足を延ばしてみてはいかがでしょうか。(写真は昨年4月の満開時期)
……書いていて思いましたが、ソフトクリームの話題多いですね……
いや、個人的にもとても好きなので余計に書いてしまったのかもしれません。
そんなソフトクリームですが、岩手県の道の駅では様々な味のソフトクリームが作られていたりします。
ざっと挙げるだけでも「しそりんごソフト」「酒アイス」「ごまソフト」「のだ塩ソフト」「メロンソフト」「ほうれん草ソフト」「わさびソフト」「わかめソフト」「柿ソフト」「ひとめぼれソフト」etc……
6月は結構暖かくなる日も多いです。
変わり種ソフトクリームを求めて道の駅めぐり、なんて旅もまた面白いかもしれませんね!
岩手盛岡観光スポット紹介(啄木編)
こちらは啄木が晩年、東京朝日新聞に勤めていたときに歌ったものです。
職を転々としていた啄木ですが、東京朝日新聞社は結核に罹り出勤ができなくなるまで勤めていたようです。啄木が出勤できなくなっても、新聞社からは給料が出続けていたそうで、もし病にさえ罹らなければ、次第に生活も安定して、東京で大きく名を上げたのかもしれません。
さて、駅前から文学フリマ会場がある大通りに向かっていくと、途中に開運橋という橋があります。
10年前のNHK朝の連続テレビ小説「どんど晴れ」でも名を売った場所ですが、今回の目的はそのたもと。
啄木であい道。英語が面白いです。deaimichi Laneって。まあ、川もKitakamigawa-Riverみたいに訳されるから普通なのかも。それにしてもなんでしょう出会い道って。
川沿いに作られた公園的な立ち位置のようですね。
「啄木のように情熱的にぶつかり、苦しみ、怒り、悲しみ、喜びを深く味わい尽くそうとする人たちとの、新しい出会いが生まれたなら・・・」という願いが込められた名前だとか。
この道の両脇に、結構な数の歌碑が設置されています。この時期はまだ寂しいですが、両脇には木々が植えられており、文学フリマ岩手開催の頃には緑の中、川の音を聞きながら散策できるなかなか良いスポットになりそうです。
歌碑の写真も撮りましたが、せっかくなのでぜひ足を運んで探してみてはいかがでしょうか。
開運橋を越えて大通りに入ってきました。実は大通りにも啄木が!
特に目印がないので、見逃す人は見逃してしまう、「北風に立つ少年啄木像」です。
この台座にも歌が刻まれております。でも多分みんな気付いてない。そんなちょっと切ない大通りの像。
さらに進むと会場があります。が、今回はここを華麗にスルーして、その裏にある盛岡城跡に向かいます。
はい、盛岡城跡の一角にも啄木の歌碑があります。
啄木は盛岡中学校時代、学校を脱走してはこの城跡にきて、文学書や哲学書を読みふけったそうです。
ちなみに歌碑の文字は、親友であった金田一京助(辞書でも有名な日本言語学の大家)の書になります。
今ではビルが立ち並ぶ場所ですが、昔はこの場所から一円が見渡せたことでしょう。若い啄木が夢を見るには良き場所だったと想いを馳せられる場所です。
ちなみに、歌碑の後ろに見えるビルが文学フリマ岩手の会場になります。本当にすぐそばです。
盛岡駅から盛岡城跡まで約1.5km、徒歩ですとそこそこの距離になりました。
ですがもう少し足を延ばしてもいい、そんな方は盛岡天満宮に足を運んでみてはいかがでしょうか。
盛岡八幡宮の方が有名ですが間違えないように。天満宮です。菅原道真が祭られている方です。
盛岡城跡から約3kmほど離れていますが、近くまでバスもあるのでまったく行けないわけでもありません。
こちらも啄木が少年時代に足しげく通い、散策や読書にいそしんだそうです。
立地はちょっと小高い丘の上。城跡といい、啄木は高いところが好きだったのかもしれませんね。なんとかと煙は高いところが
こちらにも啄木の歌碑があるんですが、その歌碑の上に鎮座している狛犬がなんといっても有名かもしれません。
こま……いぬ……?
これ、狛犬なんです。もう片方の狛犬もまた違ったユニーク顔だったりします。これだけでも見る価値はあるかも。
ちなみに敷地内には、啄木のほか、江戸時代に活躍した俳人の碑があるほか、今日は(たぶん冬期間は)閉まっていましたが、独特な狛犬を使ったアイテム等を販売していたり、石割桜ならぬ石割梅(!)があったり、知る人ぞ知るスポットとなっております。
さらにちなみに車でもいけますが、駐車場がとても狭い道を進んでいくことになるのでご注意を!
ということで、盛岡駅から啄木の歌碑を追って歩いてみました。
実は大通りから一本道を外れるだけで歌碑があったりするのですが、全てを紹介しても面白みがないので割愛いたしました。
他に大通り周辺には啄木新婚の家やもりおか啄木・賢治青春館といった施設、またバスで30分ほど離れますが「石川啄木記念館」という名前の通りの記念館も存在しており、様々な資料を通じて啄木の姿を知ることができます。
しかし、今回ご紹介したスポットはあえて歌碑、歌というものに着目してみました。
その地にいって、なぜその歌の碑がこの場所にあるのか、そういった考えを巡らすこともまた、文学的な楽しみ方の一つではないでしょうか。
大変な長文、失礼いたしました。最後まで読んでいただいた方には心からの感謝を。
岩手盛岡観光スポット紹介(遠野編)
今現在、第二回文学フリマ岩手は出店者を追加募集しているところではありますが、既に申込みを終え、出店を予定されている方も、来場を予定されている方も多いかと思います。
昨年は、そんな方向けに、岩手グルメ案内をツイートやブログで発信させていただきました。詳細は ⇒ こちら (別窓で開きます)
同じことを発信してもしょうがない、ということで、今年はちょっとした観光案内を早めにまとめてみようと思います。面白そうな観光スポットや、岩手の文学に関するスポットなどを2,3回に分けて紹介する予定です。
すでに旅程表を組んだ方もいるかもしれませんが、これから組むという方に少しでも興味を持っていただければ幸いです。
というわけで、今回おすすめする地域は「遠野」!
文学フリマ開催地の盛岡からは、新幹線を使っても乗り換え込みで約1時間、少々離れた場所にありますが、柳田國男の遠野物語に代表されるように、民俗学や妖怪ものに興味がある方には知らない人がいないほどの有名な場所となっています。
カッパ淵や山崎のコンセイサマなど、有名な見どころはいくつもあります。
しかし!
そんなのネットで調べればいいじゃない!(ぇ)
ということで、ここは中の人おススメのモノ、場所をご紹介させていただきます。
多くの方は電車で遠野に向かうかと思います。
遠野駅に着いたら、まず駅に隣接する土産物屋に入ります。
そして土産には目もくれずレジ付近に直進してください。
そうすると近くにあるはずです。そう、カッパ捕獲許可証が!
期間は一年間有効で、毎年4月に更新されますので、6月には新しい年度の許可証が発行されていると思います。
裏面には、捕獲に際する7つの注意事項が。
カッパは生け捕りにして傷をつけないこと。そして皿の中の水をこぼさないように捕まえろと書いてあります。……無理じゃね?
新鮮な野菜で捕まえろ、とも書いてありますね。やはりキュウリなのでしょうか。
これほど遠野に行ってきた感があるものも少ないと思います。まあ、今はネット通販で売られているみたいですがぜひ一枚いかがでしょうか。
駅隣の土産物店以外でもあちこちで売られているかと思いますので、遠野に行かれる方にはおすすめです。
なんだよ、それだけかよ、とお思いの方もいらっしゃるかと思います。
そんな方にはこちら。遠野の五百羅漢。
遠野駅から3kmほど離れた場所にありますが、こちらは江戸時代の大飢饉でなくなった死者を弔うために、和尚が生涯を通じて石に羅漢像を刻んだというものになっています。
ここがなぜおススメか。それには、北森鴻氏の著作「即身仏 蓮杖那智フィールドファイルⅡ」の中の「秘供養」という短編の舞台がこの五百羅漢だからです。ミーハーですみません。
この作品の中では、この五百羅漢に隠された謎とその回答が記されております。なぜ羅漢なのか、なぜ花崗岩なのか、なぜ山中なのか……
一読してからこの地を訪れると、また違った見え方がしてくるかもしれません。
山中であり、天候によっては行かない方が良い場所ではありますが、ミステリ好き、そして歴史好きな方には、この場所も、前述の小説も大変おすすめです。
遠野も広く、駅からの移動も大変、というところもありますが、土日には有名な観光地を巡るバスが巡航していたり、また自分で好きなように動きたい、という方にはレンタルサイクルという手もあります。車がなくとも、観光の自由度は高い場所かなと思っております。
というわけで、あくまで中の人の趣味でご紹介をさせていただきました。的外れだったらごめんなさい。
次回は石川啄木関連のスポット紹介などを予定しておりますが、もしこんなの教えてくれというご希望がもしありましたらお伝えください。
それでは! (熊谷)
印刷所とのタイアップについて
こんばんは、岩手事務局の熊谷です。
ただいま出店者募集の真っ最中ですが、そんな中、東北地方の同人誌印刷を請け負っている印刷所さんにタイアップしていただけることとなりましたので皆様にご連絡します。
中長印刷さん こちら (別窓で開きます開きます)
こちらのホームページの「支援イベント一覧」を見ていただくと、文学フリマ岩手の文字が……! 本当にありがとうございます。
こちらの印刷所さんを利用すると、文学フリマ岩手向けの案件については以下の特典が付いてきます。
・印刷料金10%OFF or オプション料金30%OFF
・表紙イラストをA3ポスターにしてプレゼント
中長印刷さんは私も以前、文学フリマ東京に参加する際に利用させていただいたことがあります。初めて同人誌を作るということで全然手順もわからない状況で利用させていただきましたが、電話で丁寧に教えていただいた覚えがあります。その節はお世話になりました。
これから印刷所を探すという方は一度、こちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。
まだ第二回文学フリマ岩手に申し込みもしていないという貴方。申し込みは迷うことはありません。ぜひポチっとな。
皆様のご参加お待ちしております! (熊谷)